いよいよキンドル(Paperwhite)登場。そして開封、使用開始。

 2012-12-26
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 二年か三年前から「電子書籍元年」とか報道されて、なかなか訪れない「元年」。マスコミはその都度騒ぎ、その都度延期で、いいかげん飽き飽きしたころ、電子書籍の端末の本命、<キンドル・ペーパーホワイト>が売り出されました。
 勉強にと、私は10月30日に予約、11月半ば発売開始でしたが、申し込みした時点で、「来年の初旬にお届け」との連絡がありました。そういう販売戦略なのか、注文が殺到し、商品数が間に合わないからそうなのか、不明なままでした。しか〜し、なんと12月17日に届きました。
 上のように開き、さっそく操作してみました。なかなかいい感じです。日本語表示も、充分満足できるレベル。私は過去、いろいろとキンドルの機種(外国で)が発売される中、日本語表示に最適化された機種が出るまで購入をぐっと我慢してきました。(画像はクリックで拡大されます。)
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 すぐに開封して、立ち上げ。











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 さっそく、前から読みたかったドラッカーの経営書を購入してみました。
 これは縦書き表示。
 ぼけててすみません。









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 これはその横書き表示。








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 話題のコミック『テルマエ・ロマエ』を試験的に購入。
 う〜ん。読めないことはないですが、ちょっと読みづらく、マンガには向いていないかな〜。









th_IMG2364.jpg 端末を裸で持ち歩くわけにいかず、安いカバーを入手して装着。

 ただ、キンドルストアを見ても、品揃えはまだまだ少なく、古典ものか、欲望に訴える成人向けマンガ、男性向け写真集ばかりという貧相さ。

 この品不足は、日本の大手出版社、流通と関係省庁が組んで、市場を奪われるかもしれない黒船襲来に、自前の書籍サイトを突貫工事で立てあげ、そっちに誘導するためかもしれないと思ってしまいます。(勝手な推測)

 この端末の登場で、出版業界はどっと大きく舵がとられるでしょう。期を同じくして、楽天Kobo、紀ノ国屋書店、eBook Japanとか、あちこちの電子書籍サイトに、大量の書籍が投入され、かなり活発化しているところもある模様です。
 今朝のニュースでは、大手書店「ブックファースト」が、大手流通に100%で買い取られという報道がありました。音は聞こえてこないですが、こうした構造変革が次々と起こってくるでしょう。(すでに起きてますが)

 ネット書店も乱立気味で、どちらで何を買っていいものやら。しかも、品揃えがまだ満足できません。主要出版社や著者たちが、巨大書店に飲み込まれないよう、様子眺めでいるためかもしれません。
 一、二年かけて、市場が落ち着いてくると思いますが、果たしてどうなるやら。
 電子化の流れは変わらないでしょうし、紙の原料となる木材保護に絶大な効果があるでしょう。

 キンドル・ペーパーホワイトを手にして一週間くらいたちました。私の電車生活は、これまでフェイスブックやTwitterをチェックしていた時間が、本を読む時間に移行してきています。

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電子書籍の端末から見た読書環境はどうなる。

 2011-03-09
 始まったばかりとはいえ、電子出版をめぐる環境がおおよそ整いつつある。
 
 米国での過去数年の急激な市場の変化を見て欲しい。「米国での市場、上昇気流」

 すでに把握している人もいるだろうが、日本は独特の複雑な環境になりそうだ。
 私は先端的情報を提供できるほどの者でないので、すでに公表されている情報をサイトで調べ、自分なりに以下にまとめてみた。(間違っていたら教えてください。)

 英語圏のように、Amazon(端末:「キンドル」)が牽引する電子書籍市場(他「バーンズ&ノーブル社」もがんばっているが)に飲み込まれてはならないかのように、Amazonに似た電子書籍サイトがいくつも立ち上がっている。そのうち、生き残りをかけた熾烈な同士討ちが始まるのだろうか? それとも共存に落ち着くか?

(1)「リーダー」(eインク)だけで読める
 私が注目するのは、eインクを使ったソニーの「リーダー」と、洋書の購入が便利なアマゾン専用の「キンドル」(eインク)だが、後者はまだ国内で発売されていない。
 ソニー製の端末はこれ、

 リーダー

 この端末だけでしか読めない本のサイトを、ソニーグループが作っている。ソニーの異業種参入だ。
 アマゾンと同じく一種の消費者の囲い込みであり、装置を買ってもらい、本も買ってもらう。

 ただこれはキンドルと違って、パソコンに落としてから端末に読み込まなければならない。当然、ソニーのパソコンのOS、Windowsを備えた環境のみ。

 この端末はライバルAmazonで売ってないだろとうと思って調べると、なんと買えるではないか。電機製品という位置づけだろうか?

 リンク先で、使用者の評価が読めるので参考になる。5型、6型二種、それぞれの使用者による評価に注目してほしい。バックライトでないので電気の持ちがよい。読むのは外からの光が必要で、夜間飛行中などは別の小型ライトを装着して照らして読む。卓上計算機の表示のような感じだ。

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(2)「iPhoneとアンドロイド、Windowsの端末向け」(バックライト)
 「キンドル」「ソニーのリーダー」「GARAPAGOS」以外の端末で読む本を提供するサイト。

 それが honto だ。iPhoneで読めるということは、iPad、Macで読めるということ。

  honto[大日本印刷電子書店]

 大手の印刷会社が、ドコモ他と提携。そこに出版社を巻き込む形。

(3)「GALAPAGOS」(バックライト)だけで読める

 TSUTAYAとシャープが提携し、 専用のサイトで本を購入。この端末は現在、アマゾンでは売っていない。


(4)「ビブリオリーフ」(eインク)だけで読める
 KDDIが開設した専用ブックストア「Lismo Book Store」のみで本を購入可能。この端末はアマゾンや電気店ではなく、携帯電話「AU」の専用ショップでしか購入できないようだ。
 キンドルのように、無線LAN、3Gで書籍購入が可能。ソニー「リーダー」はそれができない。


(5)もちろん「iPhone、iPad」(バックライト)
 ここには多くの出版社がiTunes上の専用ショップ、Apple Storeに出品。簡単にダウンロードできる。パソコン経由である必要はない。電波届くところなら、いつでも端末から直接購入できるのが便利。


(6)自社の本をWindowsとアンドロイドで(バックライト)
 出版社が自社本を自社のサイトで販売というのもある。


 ふー、ほんとうに複雑。
 特定のところに利益や管理が集中するようなことは避けたいが、
 使用する装置との関係で、複雑多様な世界になっている。

 同じ本が、端末に応じたいろんなサイトで買えることになる。出版社は、ネットの上の各書店に同一の書籍を出品する、ということなのだろう。そして特定のネット書店だけでしか買えない本も出現する。

 ただ、各サイトショップに並んでいる本を見ると、どれだけ自分の読みたい本があるか心もとない。一部を除き、まだまだ大衆向けやマンガ、お手軽本ばかりのような気がする。これじゃ、近い将来やってくる「キンドル」と差が付き、市場をかっさらわれるかも。

 個人が複数の端末を買わなければならないのは避けたい。高価だし、管理したり、持ち歩いたりが不便だ。

 でも、今後が楽しみでもある。


追補
(7)DoCoMoの「ブックリーダー」(バックライト)
 最近、販売開始のようです。
 これは、(2)の honto と(3)のGARAPAGOS専用書店の両方から本を購入可能。バックライト方式。

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新型キンドル発売。予約殺到(米国で)。

 2010-08-04
 iPadによる電子書籍もよさそうですが、読書専用として目の疲れにくい 「Kindle」のほうを私は期待し、本命だと思っています。

 ただこれまで、まだまだ値段が高く、デザインもいまいち。日本の市場での一般的普及は苦しいのでは?
 そこで、今回(先月末公表)の改良型に注目しました。アメリカ情報です。

 新キンドル情報(キンドル情報をまとめて読めます)
 
英語用モデル
 大きめの「DXモデル」の新型はしばらく前に発表がありましたが、
 今回は標準モデルの「6インチ」サイズの新型。

 大きさ:20%縮小(画面は6インチのまま)
 重さ:15%減少
 活字の読みやすさ(コントラスト):50%増し
 動作:20%アップ
 書籍の保存:3500冊(4GB)
 駆動時間:最大 1か月(無線不使用)、10日間(無線併用時)
 値段:189ドル 3G版
 WiFi 接続のみのモデル:139ドル
 機能の改良:PDFリーダー、辞書引き、ノートやハイライト追加
 (この機能はいい! 辞書(現状では英英辞書)も引けて、ノートが書けるとは!)

予約殺到
 私だったらWiFiモデルで充分。値段もこなれてきました。
 米国での発売は8月27日ですが、最新ニュースによると予約殺到で在庫切れ。
 出荷が9月を超えてしまうそうです。大変な売れ行きが予想されます。

日本語対応版はまだ不透明?
 日本での発売は今年中という情報をかなり前に聞きました。日本語対応はどうなるでしょうか? 私はIT情報にうといので、その後、この点についての情報は知りません。

 日本でのキンドルの発売があれば、いよいよ電子書籍化の大波がやってきます。

 キリスト教界の出版社も情報収集し、準備中でしょうが、肝心な点は、こうした装置「リーダー」がどれだけ普及するかですよね。同じEインクによるソニー製の「リーダー」も期待しています。今後、どう出るでしょうか?

 いずれにしても、都会人にとっては魅力だな~。車内で読める。旅行にも持参できる。読者層も新たに増える可能性が高い。(携帯での読書は、すでにかなり普及していますが、ほとんどが「成人向けマンガ」らしいです)

 出版界としては、紙の本の需要もまだまだあるので、両者併存がずっと続くでしょう。
 そのへんが出版社の工夫と研究のしどころです。
(コメントのはちこさん情報ですが、今回から日本語フォントにも対応したそうです。)

iPadは?
 キリスト教関連では、聖書百科事典、各種辞書、スタディバイブル、図版資料集、雑誌類を期待しています。(ここ、二、三年で続々と出版されるかも)

 でも、ただ一般個人がiPad(高価)とKindleの二台持つことは、もったいない気がします。目的がはっきりし、仕事で使用するなら別ですが。

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iPad予約開始! 読書環境はどう変化する?

 2010-05-10
 本日から日本向けiPad(アップル・コンピュータ)が予約開始だそうです。今月中に発売。
 きっと、予約が殺到していることでしょう。
 電子書籍に関係しそうなアプリケーションの一つ、「i 文庫HD」も本日から発売だそうです。
 
 興味のある方は、以下の動画をご覧ください。このソフトを購入すると、すでに200冊以上(著作権の切れた古典と、絵本数冊)がインストールされていて、すぐに読み始めることができるとのこと。

 動画を見ると、絵本、雑誌、新聞、マンガにはよさそうです。
 自分で本をPDF化して入れることもできますが、現状の「i 文庫HD」では途中でソフトが終了してしまうようで、改良が望まれているそうです。

 今年は読書をめぐる環境が大きく変化する年ですが、はたして一般読者層にまでiPadが広く行きわたるでしょうか? 値段(5万円弱~8万円強)がかなりしますし、子供に買い与えるには、まだまだ高価。壊されたら困るし。

 パソコンを活用している人、インターネット利用、ゲームなどの目的で買う人が、雑誌、新聞、本を読むための兼用として購入するのではないでしょうか。米国では余波を受けて、小型ノートパソコン売れ行きが激減しているとか。キーボードを外付けで利用できます。今後の日本での動向に注目です。

 あと、読書用タブレット、KIndleは英語圏ですでに有名ですが、これも年内に日本版が発売らしいです。読書を目的とする私としては、どちらかというと、こちらのほうが楽しみ。カラー表示に対応する機種も将来的には発売されそう。ところで、このiPad、実際のことろ、電池はどれだけもつのでしょう? iPhoneみたいに毎日充電なんて面倒だ~。

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キンドルで縦組の日本語を読む

 2010-02-18
 今年には電子書籍リーダー「キンドル」で日本語の読める製品が発売されるという「うわさ」です。
 読書環境の大きな革命となりうる技術革新ですが、読みやすさはいったいどうなんでしょう。

 ということで、以下の動画を発見。日本語縦組のPDFファイルを読んでいる場面です。フォントを変えながら読みやすさをいろいろと検討しています。たぶん「キンドル」の6型。
 日本語表示の本は、まだまだ縦組で読みたいなあ。

 私の理想を言えば、縦組の本を見開きで読めるサイズ(右左に行っり来りする閲覧性)が欲しいですが、どうやら一度に1ページしか表示しない様子。見開きだと装置は横長になり、サイズも大きめになるでしょう。そのへんはボタンの位置の変更とか、なんとか「キンドルDX」(9.7型)のサイズくらいにとどめられないだろうか。現在のところ、どうしてもまだ横組の洋書向け仕様ですね。

 キンドルがいいのは、ふつうの液晶画面のようにバックライトで表示しないので、目にやさしいと思われます。これが普及すると価格、購買ルート、読者層ががらっと変わってくるでしょう。

 近い将来は、紙版とキンドル版と併用販売することになるのでしょうね。
 これからの読書環境がどう劇的に変わってくるか、楽しみでもあり、恐ろしくもありです。
 保守王国、村社会の島国日本! やはりいまもって黒船は外国からやってくるのですね。




ウィキペディアによる詳細

上記ウィキペディアによる解説で、短所がリストされていました。

初代モデル(2007年)への批判
値段が非常に高価
デザインが悪い(間違ってボタンを押してしまう)
PDFファイルが読めない
ダウンロードした本はPCやPDAで閲覧できない
読み終わった本を人にあげられない
古本として売買できない
故障や紛失によって情報が全て失われる
ディスプレイがカラーではない
ディスプレイの応答速度が遅い

改良されたKindle2、KindleDX(大型)
デザインを改良
PDFビューワーを搭載
値段もこなれたきた

2007年の初代発売以来、あまり売れず苦戦してきたそうで、売上数もアマゾンは発表してこなかったそうです。ただし、ウィキペディア情報によると、
「2009年の第四四半期には、全世界でおよそ150万台が売れたとされている」

これはすごい。そしてアマゾンは、昨年12月25日、書籍売上数より、キンドルへのデータのダウンロード数が上回ったのだそうです。(たぶんその日だけ)

だから、今年は電子ブック元年なんですと。注目ですね。
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